イタリアで老若男女問わず、たくさんの人を魅了しているピエモンテ産のヘーゼルナッツ味。この味こそ、イタリアのジェラテリアにはなくてはならない味かもしれません。
人気の秘密は、ヘーゼルナッツの深いローストによって得られる香ばしい風味と独特のコク、香りある油分ではないでしょうか。香りの良いヘーゼルナッツをペーストにして、やさしい甘さのミルクのベースと合わせ、ジェラートに仕上げます。
アクオリーナでは、ピエモンテ産のヘーゼルナッツをふんだんに使って、コクのあるやさしい甘味のジェラートに仕上げています。
同じカップにミルク味と一緒に盛って食べてもらうと、イタリアの街角の雰囲気を味わえるかもしれません。
僕はイタリアで知らない街のジェラテリアに行くと、大体いつも小さいカップでヘーゼルナッツ味(又はピスタチオ)とミルク味の組み合わせを食べていました。これで、自分の好みの味だったら、2個、3個と違う味を注文・・というように、まずはこれで楽しむ、というのが習慣になっています。
あるジェラートのマエストロは言いました。おいしいノチョッラ味(ヘーゼルナッツ) 作るには、ヘーゼルナッツを ”ケチらずふんだんに入れなさい!” との事です。
でも、もちろん入れすぎてもダメなわけで。ジェラートの油分など配合のバランスが、やっぱり大事なんです。
イタリアでもちょっとマイナーですが、シチリアの北東部にトルトリーチという小さな村があり、そこも良いヘーゼルナッツの産地です。どちらかというとここのヘーゼルナッツは焼き菓子などの方が向いているような感じを受けます。
話はそれますが、そのトルトリーチの伝統的なヘーゼルナッツの焼き菓子、【パスタ・レアーレ】というものが、素朴でかつ風味が生きて、なんともおいしかったのをよく覚えています。作り方もレシピもシンプルでしょうけれど。
さて、ピエモンテ産。その中でもランゲというところで取れるトンダ・ジェンティーレという品種の物は、イタリア政府の定めるD.O.P にも認定されているなど、品質の良さは広く知られています。
その他アルバやアスティ、その近辺やロンバルディア州まで行ってもなかなか良いものが作られています。
これらは特徴として、焼き菓子などにはもちろん、油分などの関係からかペーストにするのにも大変向いていると、土地の方から聞いたことがありますし、実際そのようにも感じます。
(D.O.P : 原産地保護名称、各地の伝統的な食材に対して、定めた品質や産地などの基準をみたすものにのみD.O.Pを冠して商品を販売できるようにする制度。)
さて、ジェラートの話に戻りますがこちら、コクとナッツの風味のあるいいバランスの仕上がりになっています。日本にいるイタリア人のお知り合いにも、おすすめです。
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